シューズボックスの呼び名で人気を集める1949年型フォード クーペの1/24 ダイキャストモデルカー
1949年モデルから、フォードは戦後の新設計ボディを得た。ボンネットフードは一段と低くなりボディ全体も明らかに戦後を感じるボクシーなデザインになっていたのが特徴である。車種バリエーションはベーシックモデルのフォードと上級モデルのカスタムの2種。ここでいうフォードとはあくまで車名であることに注意。それぞれ直列6気筒搭載車とV型8気筒搭載車の2モデルが用意されていた。ボディバリエーションは2ドアセダン、4ドアセダン、2ドア・クラブクーペ、2ドアコンバーチブル、2ドアステーションワゴン。“フォード”にはステーションワゴンとコンバーチブルがなかった代わりに、ビジネスクーペが設定されていた。エンジンは226CI(95PS)直列6気筒SVと239CI(100PS)V型8気筒SVの2種。6気筒がわずかにパワーアップされていた他は前モデルと同じである。ホイールベースも114インチであり、シャシーコンポーネンツそのものには大きな変化はなかった。なお1950年モデルからは“フォード”を“デラックス”へと車名を改めている